屋根塗装

屋根塗装

屋根は雨や風、雪といった自然から家を守る役割があります。屋根の材質にもよりますが、粘土瓦以外は塗り替えが必要です。自然災害だけでなく太陽の日差しを毎日浴びている屋根は、経年で劣化し本来の役割が果たせなくなります。その結果雨漏りが発生し家の内部にカビが発生してしまいます。
快適な環境を守るためにも、屋根の塗装は必須なのです。屋根の塗装を定期的に実施することで、以下のような効果が得られます。

• 家の美観をよみがえらせ維持できる
• 屋根の劣化を防ぐ
• 屋根の破損や傷みを発見し修繕できる
• 雨漏りを事前に防ぐことで家の劣化を防ぐ

雨漏りが発生した時点で、屋根の劣化がかなり進んでしまっているため、屋根の修繕は塗料を塗るより費用が高くなってしまいます。定期的に塗料を塗り替えればトータルでは費用を抑えることにつながります。

屋根塗装をする頻度とすべき場合のサインとは？

雨漏りが発生してからでは大がかりな工事が必要となることは、先にご紹介しましたが、いつどのタイミングで塗装をすればいいのかは判断が難しいです。そこで屋根塗装はどれぐらいの頻度で行うのがベストなのか、また屋根塗装をすべきサインについても詳しくご紹介します。

屋根塗装の頻度屋根は外壁と違い、同じ塗料を使用しても劣化の進行が進みやすくなっています。一般的には10年で塗装した方がいいともいわれていますが、屋根の劣化で判断することをおすすめします。一度塗り直した場合であっても、7～8年経過したら点検・塗装が必要です。

屋根塗装をすべきサイン屋根の色あせやひび割れは、塗装をすべき重要なサインです。また目に見える範囲でカビ・コケの発生や塗膜の剥がれがある場合も劣化が進んでいるといえます。ただ、屋根に実際登ってみないと分からない劣化も多いため、専門家に現地調査を依頼することも必要です。
現地調査や見積もりは無料ですので、ぜひ気になることがありましたら当社にご相談下さい。

機能別：塗料の種類

屋根塗装で使用する塗料には様々な種類があります。屋根塗装で注意したいのは高い塗料を選べばいいというものではないことです。屋根の周辺環境によって適した塗料を選ぶ必要があり、塗料によって耐用年数も変わってきます。自宅の屋根にはどんな塗料が適しているのか、またどんな塗料があるのかを詳しくご紹介します。

断熱塗料

屋根塗装で多く使用されているのが断熱塗料です。
熱が家の内部に伝わらないよう抑制する効果があります。夏場の太陽光を伝わりにくくするだけでなく、内部の熱を外部に逃がさない効果もあるので冬場に部屋が冷えることを防ぐことにもなります。一年を通して室内を快適に保ち、省エネ効果も期待できます。耐用年数は15年程度で価格は高めです。

光触媒塗料

光触媒塗料は、太陽の光に反応しセルフクリーニングの効果が得られる塗料のことです。塗料に含まれている酸化チタンと紫外線の反応で活性酸素が反応し、壁の汚れを分解します。
また空気をきれいにする働きもあります。また耐久年数も他の塗料より長めで、15年から20年と長くなっています。ただしまだ比較的新しい技術のため、価格が他の塗料よりも高めであること、屋根用の塗料がまだ開発されていないことがデメリットです。

防カビ・防藻塗料

カビや藻の発生を防ぐ役割を持つのが防カビ・防藻塗料です。ただし防藻という単独の効果ではなく、防カビと合わせてセットになっている塗料がほとんどです。カビや藻にはいくつもの種類がありますので、発生する原因となる菌を防ぐ薬剤が塗料に含まれています。
水に溶けることがないため、雨に濡れても効果が持続します。ただしこれらの塗料を塗ってもカビや藻が全く発生しないというわけではありません。周辺の環境も影響しますので、家の立地条件に合わせた塗料を選ぶ必要があります。